不況のせいで外食が減ってきていると最近の経済ニュースでよく耳にします。
私も、よくいく外食というと「早い、安い、上手い」 3拍子そろったところ以外はあまり行かなくなりました。 たまに美味しいお寿司屋さんに行きたくなりますが・・・
◆「究極の顧客第一主義」
このままでは外食産業はどうなるだろうと勝手に想像したりしています。
ところが最近、面白いチェーン店がでてきました。 普通はチェーン店の場合は画一された商品やサービスが定石とされてきたと思うのですが、その逆をいく「個店主義」を貫く企業が目立ち出してきております。
個店主義とは、従来のチェーン店のように各店舗を画一的にするのではなく、立地や客層、土地柄などに合わせて売り物を変える戦略です。
例えば、東京都内を中心に飲食業を展開するダイヤモンドダイニングという会社は、店舗ごとに店名も店舗形態も全く異なる完全個店主義を貫いています。
市場調査の結果や立地などを勘案し、店舗ごとに最適な店舗形態を採用するだけでなく、各店舗にストーリー性を持たせ、それに合わせた空間、料理、サービスなど提供しているのです。 このように最近は店舗展開の基本戦略も画一されたものから個性を主張した個店主義へとシフトしてきているように思われます。
完全個店主義ではありませんが「餃子の王将」も全国チェーンでどこにでもありますが、ここが面白いのは店によってメニューが違うのです。 完全に違うわけではありませんが、店長の采配でメニューを変えているそうです。
同じ「店名」で売っているのですから、店によってメニューを変えられたらお客も困ると思うのですが、その土地のお客に合わせてメニューを変えているので、そのエリアのお客にとって一番ニーズが会っているということなのでしょう。 実際高利益率を誇っています。
日本全国消費者は皆一緒では無いのですね!
市場にあった商品やサービスを提供する個店主義はそういった意味では「究極の顧客第一主義」と言えるでしょう。
◆「顧客満足と効率性の両立?」
完全個店主義と全く正反対の店を展開しているのが「回転寿司のくら寿司」です。
「くら寿司」はそのユニークさがうけて、最近テレビなどのメディアによく取り上げられます。 その特長の一つに他のお店に比べてリピーターが非常に多いということです。
一体その理由とは・・・
その1つは、食の安全が追及されていることです。 くら寿司では無添加の材料を使い、店内の清潔さを徹底しています。
2つ目は、低コストと美味しさの追求です。 独自の仕入れルートにより新鮮な食材を安く仕入れるシステムを築き、安くて美味しいお寿司を提供しています。 又、一定時間を過ぎると自動的にベルトコンベアーから廃棄されるシステムになっています。 寿司の鮮度を保つために開発されたシステムです。
そして3つ目がエンターティメント性です。 カウンター近くに設置している注文機がお皿を5枚入れるとゲーム機にはや代わりして、ゲームに当たるとオリジナルグッズがもらえるように出来ています。 5枚入れるとゲームに挑戦できるとなると、ついもう1皿と行ってしまいそうです。
このゲームも顧客満足度を高める工夫の一つかと思いますが、凄いのは「顧客満足と効率」の両方を追いかけて上手くいっている希なケースであることです。
アイデア次第ではまだまだ色々な可能性がありそうです。 不況なんて関係なさそうですね!
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